GARAGE 20th Anniversary(20140427)

GARAGE20周年ライブに行ってきました(祝)。スナッパーズの一夜限りの再結成ライブ、さくっとメモメモ。

  • スナッパーズは、私が大好きなバンドです(唐突)。ただ、ファンになった時には解散していたので、できることと言えば、メンバーが解散後にそれぞれ組んだバンドのライブを見に行ったり、CDを聞いたりすることだけで。だから、こんな風に再結成ライブが行われるっていうのは、まさに夢のような話。チケットをお部屋の棚の上に飾って、当日を待ちわびていました。そして、当日。じゃーん(何が)。

  • そんな状態で挑んだので、ライブが始まる前のセッティングの段階で感無量(早)。ドラムを叩く藤崎さんがあまりに藤崎さんで、「昔と変わってない」のではなくて、今の藤崎さんがそこにいる感じがして、その時点で胸がいっぱい。セッティングの段階でやたらと目立つドラマー藤崎高寛、健在すぎる(敬称略/誉めてます)。
  • ライブが始まってからは、吉田さんのネック越しに見える、ドラムを叩く藤崎さんが、一瞬、うまく1枚の絵にならなくて、さらに頭の中が大混乱。元々、解散後に別のバンドのメンバーとして散々見ていたお2人が、同じステージにたって、大好きなスナッパーズの曲たちを演奏しているというその夢のような事実が、あまりにも夢のようすぎて、信じられなかったのでしょう、って、何、この分析。
  • スナッパーズに関しては、吉田さんと藤崎さんの作る曲が大好きというのがまずあるのですが、それと共に藤崎さんのドラムが大好き、というのがありまして。藤崎さんのドラムって、なんせ軽やかで、手数も多めで、でも、スカスカしてなくて存在感があって、かっこいいいし、グッとくるし。今回も、藤崎さんのドラムを聞きたくて、ドラムを叩く姿を見たくて仕方なかったので、本当、すごく嬉しかったのです。久しぶりに聴く藤崎さんのドラムは、相変わらず軽やかだったのですが、ズシズシと胸に響きました。って、私の思い入れが乗っかってたからだったら嫌すぎる(怖)。
  • ライブは、「JETにコード」で始まり、「chair」で終わり、アンコールに「天気雨」。他には順不同ですが「ボタン星」、「太田川」、「アメリカヤング」、「NO.8」、「09」、「スロウナンバー」、「グライダー」・・・セットリストは客に媚びない感じで、攻めまくり!な感があったのですが、ライブ後に過去のスナッパーズのセットリストを色々と見てたら、前からファンだった人たちにはたまらない!みたいな感じだったのかもしれません。「No.8」とか、後方から客席とステージを一緒に見られたのもすごく良かったです。
  • MCは、柘植さんのふなっしーの物まね、石部さんが会社の忘年会で天気雨を弾く話など、ゆるやかでありつつも、興味深くもあり、藤崎さんの広島弁も聞けたし、藤崎さんの手数の多い合の手ドラムも相変わらずで、グッときました。そして、吉田さんが、ライブの終わりの方で、今日のライブを行うにあたっての経緯や、周りの方たちへの感謝をお話されていたのですが、会場にいる人、会場にいないけど画面を通じて見てるであろう人(この日のライブは生放送されてました)等、なんせみんなに呼びかけた(ように聞こえた)言葉は、ずしっと響いてグッときました。
  • ・・・あれこれ、グッときすぎです。
  • 夢のような時間はあっという間でした。もっと感傷的になったりするのかと思ったのだけど、そんなこともなく、ひたすらかっこよくて力強くていかしたライブを楽しんだ、というその事実だけが残りました。吉田さんは、今日のライブを奇跡のようだと話していたけど、可能であれば、また起きてほしい、起こしてほしい奇跡だと切に願います。だって、物語なら作るんでしょ!(次にライブがあったら聴きたいだけ!)